便秘

ほとんどの方はご存知かと思いますが、便秘というのは排便が困難な状況に陥っていることです。痔とは関係ないように思われるかもしれませんが、実はそのようなことはないのです。便秘の状況が長く続いて、ようやく排便できそうになった時、硬くて大きな便が出てしまうと、それによって肛門が切れ、切れ痔となってしまうこともあるのです。便秘が続けば続くほど、このようなケースの起こる確率は高くなってしまいます。

基本的に三日間以上も排便が見られない場合、もしくは排便を毎日していても便が残っているように感じる場合は、便秘であると定義されます。便秘の場合は坐薬などを使って人為的に便を出すのが一般的とされていますが、しかし軟便や下痢を起こしている状態でも便秘になることはあるため、便を軟らかくしさえすれば絶対に便秘が解消できるというものでもないのです。

便秘は食物繊維の摂取が十分でないときに起こりやすいとされています。現在では便秘解消のため、食物繊維を摂取する重要性は大きいとされており、実際に十分な食物繊維を摂取すれば、便秘が解消されたというケースもあるほどです。もちろん、食物繊維の不足だけが便秘の原因とは言えませんが、大きな原因になり得るのも確かでしょう。

便秘になってしまったとしても、排便するために強くいきみすぎるのは控えましょう。それによって切れ痔が引き起こされてしまうと痛みも生じますし、切れ痔の痛みで排便を躊躇うようになれば、悪循環となります。