下痢

便秘と並んでご存知の方も多いと思われますが、下痢というのはあまりにも軟らかな軟便、もしくは液状の便が出る症状のことを言います。基本的には消化不良が原因で起こる下痢ですが、食あたりや食中毒、または刺激物の大量摂取によっても引き起こされることがありますし、生活環境が急激に変わった場合にも起こり得ます。発症のしやすさという意味では、非常に確率が高いでしょう。

下痢は期間によって急性と慢性とに分類されています。発症してから二週間以内の状態は急性となり、何らかのウイルスに感染した場合に起こりますが、基本的には自然治癒が見込まれます。しかしながら発症してから四週間以上も治らない場合、それは慢性となり、大腸癌などを始めとした重度の疾患が疑われます。とはいえそれは稀なケースで、ほとんどの場合は軽度な疾患が元となっているでしょう。とはいえ、海外旅行から帰還してからの下痢は注意が必要で、早急な診断が求められます。

下痢と関連性が最も深い痔は、穴痔です。肛門小窩には液状になった便が入り込みやすく、それが原因で細菌感染から炎症を発してしまい、肛門周囲膿瘍から長じて穴痔になってしまうのです。それだけでなく、下痢というのは肛門部に不衛生な状況を作りやすいため、不衛生なことが原因で何らかの痔を発症、もしくは悪化させてしまうこともあります。

下痢は穴痔と特に関連性が深く、同時に痔を予防するための清潔性を損なう恐れがあるため、早急に対処したほうが良いでしょう。